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頭痛について

頭痛について

頭痛とは?

まずは、自分の頭痛のタイプをチェック!!

頭痛にはいくつか種類があります。頭痛の強さやその場所、痛みが続く時間といった症状は、人によって現れ方が異なります。また、これらの頭痛が引き起こされる原因も様々です。頭痛はよくある不調の一つですが、中にはそのまま何もしないでおくと生命の危険につながる場合もあります。そこまで深刻でなくとも、日常生活に支障をきたすほどの頭痛は辛いものです。まずは、自分の頭痛のタイプを確認しましょう。

頭痛の種類

二次性頭痛

  • 片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛など。
  • 頭痛の原因がほかの病気ではない。
  • 繰り返し頭痛がある。
  • 頭痛のある患者さんの約9割が一次性頭痛。

⇒  頭痛自体が病気である。

  • 突然起こる。
  • 風邪をひいたときとは痛みの異なる頭痛。
  • 痛む頻度が高くなり、痛みも強くなっていく。
  • 原因不明の高熱や吐き気を伴う。
  • 50歳を過ぎて、初めて経験するような痛み。
  • 文字の読み書きが難しい、考えがまとまらないなどの症状を伴う。

主な症例

  • 脳腫瘍
  • 脳梗塞
  • くも膜下出血
  • 慢性硬膜下血腫
  • 髄膜炎
  • 高血圧
  • 脳出血

⇒  生命の危険もあるため、注意が必要。

一次性頭痛とは?

慢性的に起こる頭痛で、大きく3種類に分けられます。
ご自身の頭痛がどのタイプなのか、正しく知ることが大切です

type1 片頭痛

  • 月に1~数回起こる。
  • 頭の片側または両側がズキズキと脈打つように痛む。
  • 階段の上り下りのような運動をすると痛む。
  • 光や音が気になり、吐き気を伴う。
  • 頭痛の前に、まぶしい光やギザギザ模様が見えることがある。

type2 緊張型頭痛

  • 頭全体が、締めつけられるように痛む。
  • 動けないほどの痛みではない。
  • 運動しても痛みが悪化することはない。
  • 精神的または身体的なストレスが原因。
  • 多くの人が経験したことのある、一般的な頭痛。

type3 群発頭痛

  • 片側の目の奥が、突き刺されたように強く痛む。
  • 目の充血のほか、涙や鼻水・鼻づまりなどを伴う。
  • 1~2ヶ月ほど、毎日ほぼ同じ時間帯に痛む。
  • 10~15分かけて痛みがどんどん強くなり、症状は1時間ほど続く。
  • 飲酒が原因で起こる場合もある。

片頭痛の発作に対しては、
片頭痛の原因物質の働きを抑える予防治療薬ができました

一般名 ガルカネズマブ フレマネズマブ エレヌマブ
作用機序 ヒト化抗CGRPモノクローナル抗体 ヒト化抗CGRPモノクローナル抗体 ヒト抗CGRP受容体モノクローナル抗体
剤形 注射剤:皮下注120mg
(注射器・ペン型注入器)
注射剤:皮下注225mg
(注射器)
注射剤:皮下注70mg
(ペン型注入器)
用法及び用量 皮下注投与
1か月間隔・1本ずつ
初回2本
皮下注投与
4週間隔・1本ずつ
12週間隔・3本ずつ
皮下注投与
4週間隔・1本ずつ